<金属に問う>その1

さて、どこから書こうか?

随分昔になってしまった、11月19日~24日

銀座ギャラリー零∞(ぜろはち)での 『金属に問う』。

実は制作は早い段階で作品の制作が終わっていて、2週間ポッカリ空いていた。

短いようで長い2週間。

さて、どうしよう。

売れなくても見栄えする大物作品作るか

売れ筋の小物を揃えるか

展示台や演出物を整えるか...。

そんな事考えながら、ホームセンター歩いていたら

≪べニア特売!!本日まで≫という文字が目に飛び込んできた。

そっか。≪あれ≫か。

≪あれ≫作れってことか。

101024_1217~01.jpgべニアを5枚購入。べニアが車にそのまま積めちゃうって嬉しい。

それが10月24日のこと。

何を作るかは決まったけど、

幻となってしまった≪青空DEアート≫の準備などがあって、

≪あれ≫の制作には取りかかれなかった。

その≪あれ≫がこれ。DSCN4664.JPG

これは暗闇を作るための、道具。

制作にかかれたのは11月に入ってから。

こんな箱、鉄扱う人間には 1週間あればお茶の子さいさい、と思っていたんだけど。

搬送を考えると組み立て式にしなくてはいけない。

組み立て式って...大変なんだった(・o・)

バリバリ溶接して、辻褄合わせるなら 簡単なんだけど、

組み立て式ってパーツも増えるし、正確さと遊びが 同時に必要になる。

2週間の余裕どころか、間に合わない!!

夕方バイト⇒自宅でシャワー⇒工房⇒バイト

追い込みの後期は 工房のソファーで仮眠だけの日々だった。

でも、 工房に居ると一日中 一人の事も多かったから、

バイトで仲間に会えるのが嬉しかった。

でも本当にヘロヘロで 仕事が切れると フォークを止めて1分でも寝てた、

事故だけは絶対起こさないって 決めてたけど(--〆)101111_0945~01.jpg工房の上空を午前中に飛行船が通過することも発見した。

搬入前日。

さすがに疲れ切っていたので、 帰宅して布団で寝た。

起きて、 即工房へ。

箱の扉の取っ手が まだできてなかったし。

制作と梱包で夜11時過ぎ。

相方の佐々木里恵さんは夜9時半頃

作品を積み込んで、 レンタカーで仙台出発。

午前1時頃 里恵さん埼玉着。

里恵さんお久しぶり (^^)/

こっから私たち 本物の運命共同体だね (^o^)/\(^o^)CIMG9893.JPGハイエースに私の作品も積み込んで 午前4時近く出発。

運悪く久喜⇔岩槻間 高速道路通行止めなんかあったりして。

CIMG9896.JPG5時半、 無事に銀座到着。

零∞オーナーは早朝にも関わらず、ギャラリーを開けて待ってくれた(^o^)/

そこから夜11時位までほとんどノンストップで搬入。

私はひたすら箱を組む。101118_0959~01.jpg

ネジが何本あるんだろう? 多分2百本以上。

箱の形ができたら、今度は明かりがもれている場所を 虱潰しに潰していく。

身体はとっくに限界。

気力だけ。

私は箱だけで手いっぱい。

里恵さんが レイアウトをこなしていく。

申し訳ない!!と思いつつレイアウトに難癖つける図々しい私。

ギャラリーオーナーMさんをはじめ、Fさん、Iさんも助けに来てくれた。

なんせ今回 7階と8両方使うから、 やることいっぱいある。

いや~現場組みなんて止めときゃよかった。 と心から思う。

でも、こうゆうのってどんどんエスカレートするから止められないかもね。

さてこちらが 7階里恵さんのエリアの一部。DSCN4681.JPG

具の少ない菜々エリア。 手前の1点里恵さんの作品だけど。CIMG9997.JPG

8階の中央CIMG9916.JPG

7階では小物やジュエリ-など売り物を。

8階はオブジェや大物を展示した。